女装子のみなさんの多くは、女装子活動のことを、普段の男性モードで付き合いのある人々に対して秘密にされているでしょうし、女装子さんでない方々にも何かしら秘密はあるでしょう。
そもそも秘密がまったくない人なんているのでしょうか。
ところがこの秘密というものは、なかなか困ったもので、ふと誰かに話してしまいたい衝動に駆られます。
聞いた相手がびっくりするだろうな、というちょっとしたイタズラ心から。
そして、相手に自分自身のことをもっとよく知っていてほしい、という気持ちから。
私の職場には、いつも私がお世話になっている美人でやさしいお姉さんがいます。
このお姉さんと一緒に過ごす時間は、私にとって心の安らぐ楽しい時間です。
私は女装子活動を始めたばかりの頃、このお姉さんに女装子活動のことを話したくてしょうがない時期がありました。
楽しいお話の延長で私の女装子活動のことも話したい。
お姉さんがどんな顔でびっくりするか見てみたい。
写真を見せて「かわいいね」って言ってほしい。
お姉さんへの信頼の証として、私の気持ちを打ち明けたい……。
そんな思いをこのブログで書き綴りながら、なんとか秘密を話すことを我慢していた私に、あるお方が素敵なお言葉をくださいました。
「秘密を打ち明けることは、相手に負担をかけることですよ」って。
私がお姉さんに秘密を話せば、お姉さんにはその秘密を守らなければならない、という義務が生じます。
私がいないときに、ふと私の噂話になり、お姉さんが私の女装子活動のことを思い出す。
面白い話なので、他の人にも話したくなるけれど、秘密なので話せない。
気の置けないお友達との噂話ででも、お酒を飲んでちょっと気が緩むときにも。
ああ、あの話は秘密なので言ってはいけないんだ、と飲み込んでもらわないといけなくなります。
私がそれまで押さえ込むのに苦心した、秘密を話したい衝動をお姉さんにも背負わせることになるのです。
それにもしお姉さんが、何かの拍子で私の秘密を他の人に話してしまったりすれば、お姉さんはきっと大変苦しい思いをするでしょう。
お姉さんと私との気楽な関係も、壊れてしまうかもしれません。
自分の気持ちばかり頭にあって、秘密を打ち明けられたお姉さんの心の負担について気付いていなかった私は、先のお言葉をいただき、はっとしました。
「秘密を打ち明けることは、相手に負担をかけること」
このお言葉を胸に、今も私は秘密を守りながら毎日平和に過ごしているのです。
このお言葉が、ブログを読んでくださった方の、秘密を守るための支えになれば、と思います。
他の人がしていると、お茶目でちょっとセクシーでドキッとする目線はずし写真。

私も真似してみましたが……。