私は実は愛煙家だ。
ヘビースモーカーではないけれども、たばこが好きだ。
おいしいと思って吸っている。
朝、仕事を始める前の気付け薬に一服。
休憩中の気分転換に一服。
食後の一服。
一日の仕事を終えた後の安らぎの一服。
一日の間の気分転換、気力充実のために欠かせないものと思って愉しんでいる。
私には、たばこの無い生活は、とても不自由なもので、ささやかな楽しみ、というか満足に生きる権利を搾取される生活のようにも思われる。
大げさなようだが私の生活にとっては、たばこはとても重要な位置を占めている。
……でも、もうたばこはやめてしまおう、と思いましたの。
と、言いますのも、こういう訳なんです。
レーシック手術をして、今や私はめがね無しの生活を満喫している。
そうすると当然、めがね無しの自分自身の顔を鏡などでよく見かけることになる。
ところがそこで自分の顔を見るにつけ、鏡に映る自分の顔に老いを感じるようになったからなのです。
顔色の悪さ。
顔全体のたるみ。
目の下の皺と青黒いクマ。
女装子としては、これは放っておけない。
なにか対策をとらなければ。
ということでとりあえず、たばこをやめることにした。
たばこをやめれば、ハタチの肌に戻れる、という訳にはいかないだろうけれど、今後の美容のためにも、健康のためにも、益するところは大きいのは間違いない。
早速、禁煙のための本をインターネットで注文した。
アレン・カー著「女性のための禁煙セラピー:読むだけで絶対やめられる」

実はこのアレン・カーという人の禁煙本はもう1冊あって、以前私はその本を読んで、一ヶ月の禁煙に成功していたのである。
まあ、一ヶ月で禁煙に失敗した、という解釈もあるが。
ともかく今回は、この「女性のための禁煙セラピー:読むだけで絶対やめられる」の力を借りて、たばこの呪縛から自分自身を解き放ち、たばこを吸っている時だけ得られる安らぎではなく、たばこ無しでも常に得られる、真の安らぎを獲得しようと思う。
ここでみなさんに宣言したからには、たばこをやめることをお約束します。
がんがります!